台湾の公共交通4〜高雄ライトレール〜

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台湾の高雄市の旧倉庫街をリノベーションして芸術特区にした「駁二芸術特区」、とてもすてきな観光地です。とりわけ、その中を走る「高雄ライトレール」は、電車が近づくたびに人々はカメラを向ける、ただの移動手段を超えてランドマーク的な役割も果たしていました。

高雄ライトレールとは

最近世界ではライトレール(LRT)が数多くできていますが、台湾にも台北市の近く、新北市淡水区の淡海ライトレールと高雄市の高雄ライトレールの2つが最近できました。今回は、高雄ライトレール(高雄捷運環狀輕軌)に乗ってきました。名前のとおり最終的に環状線になる予定ですが、今のところ海沿いの一部区間のみ開通しています。

MRTでライトレールの駅へ

台湾の新幹線「高鐵」の終点の左營駅から高雄MRT紅線に乗り、凱旋駅で降ります。ライトレール「前鎮之星」駅の案内がありました。

高雄ライトレール前鎮之星駅

MRTの駅を出ると、目の前がライトレールの停留所です。

高雄ライトレール「前鎮之星」駅

高雄ライトレールの運賃支払い

ICカードで運賃を支払う場合、乗車前に停留所に設置されているカードリーダーにICカードをタッチするか、乗車時に車内のカードリーダーにICカードをタッチします。

高雄ライトレールの車内

MRTとの接続駅からたくさんの人が乗りましたが、車内は広く、ゆったりと乗車できます。

旧倉庫街を走る高雄ライトレール

芸術特区の旧倉庫街を走る高雄ライトレールです。アートに囲まれた中を走り、ライトレール自身も架線レス・芝生軌道でとても美しいです。電車が通るたびにカメラを向けてる人が多かったです。

高雄ライトレールの電停

高雄ライトレールは電停の部分にのみ架線があり、電停に停車中にバッテリーに充電します。

鉄道跡地の広場

鉄道の跡地が当時の様子を生かしたアート空間になっています。

まとめ

高雄ライトレールは、ライトレール自身が芸術特区のアート空間に溶け込んでいて、移動手段として便利なことはもちろんのこと、街の景観にも大きな役割を果たしていて、歩いて楽しくなる街でした。これは地下鉄等では成し得ないことだと思いました。

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